APRIN主催セミナー「人文学・社会科学における公正な研究活動のために」を開催しました。

 2018年12月3日、甲南大学ネットワークキャンパス東京において、APRIN主催セミナー「人文学・社会科学における公正な研究活動のために」を開催いたしました。当日は、人文学・社会科学の学問特性や研究成果発表の慣行などを踏まえつつ、この分野で目立つと思われる「他者の言説の不適切な引用」や「盗用などの事例」について講演および意見交換が行われ、参加頂いた方より、大変多くのご好評を頂きました。
 このようなセミナーは今後も継続して開催いたします。内容に関するご要望がございましたら、APRIN事務局までお寄せください。

講演資料1(家泰弘先生)

講演資料2(井野瀬久美恵先生)

講演資料3(野内玲先生)

講演資料4(原塑先生)

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写真:当日の様子

 

APRIN主催セミナー「人文学・社会科学における公正な研究活動のために」のご案内(2018年12月3日)

【終了しました】

2018年11月6日付で、APRIN事務局より維持機関会員窓口担当者の皆様へ、以下のメールをお送りいたしましたのでご確認ください。


一般財団法人公正研究推進協会 維持機関会員
窓口担当者 各位

(※このメールはAPRIN維持機関会員の窓口担当者の皆様へお送りしています。
  成績管理代表者、成績管理者、研究倫理教育責任者の皆様へ転送していただけますよう
  
お願いいたします。
平素より大変お世話になっております。一般財団法人公正研究推進協会(APRIN:エイプリン)より
維持機関会員の皆様へのお知らせをお送りいたします。

・APRIN主催セミナーのご案内「人文学・社会科学における公正な研究活動のために」

以下の通り、APRIN主催セミナー「人文学・社会科学における公正な研究活動のために」を開催いたします。詳細をご確認の上、参加申込をお願いいたします。

 日 時 : 2018年12月3日(月) 13:30~17:00
 場 所 : 甲南大学ネットワークキャンパス東京(千代田区丸の内1丁目7-12 サピアタワー10階)
 趣 旨 : 研究不正事案のリストを見ると、自然科学系分野では捏造や改竄をはじめとする研究データ
       の不適切な処理や表示の事例が目立つのに対して、人文学・社会科学分野では、他者の言説
       の不適切な引用や盗用などの事例が目立つ。その原因を考え、不正防止対策を講ずるには、
       人文学・社会科学の学問特性や研究成果発表の慣行などを踏まえた分析が必要であろう。こ
       のことも含め、人文学・社会科学における公正な研究のあり方を考える機会としたい。
 詳 細 : 参加申込は以下URLよりお願いいたします。
      https://www.aprin.or.jp/seminar/seminar_detail

皆様のご参加を心よりお待ちしております。

2017/11/21開催「研究公正の推進に関する講演会」について

2017年11月21日、東京工業大学キャンパスイノベーションセンターにてAPRIN主催の「研究公正の推進に関する講演会」が開催されました。講演者として研究公正の推進活動にお詳しいゾイ・ハマット氏をお迎えし、米国をはじめ、世界各国における研究公正推進の取り組みについて最新の情報をお話しいただいた後、意見交換会では参加者の皆様との質疑応答を含め、研究公正の推進方法などについて具体的なご助言をいただきました。

本講演会につきましては、研究公正ポータルにもレポート記事が掲載されております。

科学技術振興機構 研究公正ポータル
米国の研究公正の現状と”ARC of Integrity” ~ゾイ・ハマット氏講演会報告レポート~

https://www.jst.go.jp/kousei_p/posts/20180330zoehammatt2017.html

「2017年度公正研究推進連絡会議」における文部科学省出張説明

文部科学省より1月23日付けで通達のありました「研究活動における不正行為への対応等に関するガイドラインに基づく取組の徹底について」(事務連絡)について、2017年度公正研究推進連絡会議において、文部科学省科学技術・学術政策局人材政策課研究公正推進室のご担当者様に説明いただくことが決定いたしました。
詳細の確認・事前参加登録は以下のリンクよりお願いいたします。
https://www.aprin.or.jp/seminar/seminar_detail/aprinkaigi2017

【12/10】AMED支援「国際誌プロジェクト」が主催した「統計ブートキャンプ@東京」に連携機関として参加しました。

市川専務理事が信州大学医学部特任教授としてbootcamp_tokyo_s研究開発代表者を務めるAMED支援国際誌プロジェクト(AMED研究公正高度化モデル開発支援事業「医系国際誌が規範とする研究の信頼性にかかる倫理教育プログラム」)は、平成29年12月10日、東京大学医科学研究所1号館講堂において「統計ブートキャンプ@東京」を開催し、APRINは本事業の連携機関として参加しました。
このブートキャンプは、年2回、大阪と東京で開催し、科学的に妥当かつ再現性のある研究を行うことのできる医療者の育成を目的とした統計ワークショップです。参加者自身のパソコンで実例をもとにしたデータ解析を実践しながら、国際水準で認められるエビデンス構築に必須となる統計解析の基本を身に着けます。
事前登録による申込は開始36時間で90名の枠が埋まり、当日は75名の医療関係者、大学教員、学生が参加しました。去る10月1日の大阪開催後に行ったアンケートでは大変多くの方から好評を頂いた一方、参加者間の知識の隔たりの大きさから「講義の進行が速すぎる」、「基礎部分は不要」など両極端に分かれたご意見を頂いたため、今回の東京開催ではあらかじめスケジュールを公開し必要な講義のみに参加できるようにする一方、時間を拡張し、より丁寧な講義に努めました。その結果、満足度は大阪開催時を上回るものとなりましたが、講義内容の難しさや多様さから、時間配分、参加者に応じた難易度の調整については更なる検討が求められました。アンケート解析結果は「統計ブートキャンプ東京 アンケート結果 20171212」をご覧ください。

「統計ブートキャンプ東京 アンケート結果 20171212」 pdficon

参加者の感想(抜粋)
■普段臨床をやっていて、統計に触れる機会が少ない医師でもわかりやすい内容から説明してくださり、ためになりました。
■統計に興味のある研修医などのビギナーに推薦できるかといわれると、消化不良になりそうでどうかなという感じだった。一方で、ある程度基本的な統計解析のできる自分としては、後半の話をもう少しゆっくり聞いて、自分でできるところまで落としてもらえると嬉しかった。
■質の高い講義を一番前の席の真ん中で(しかも無料で)聴講させていただきまして大変有意義でした。
■講義内容はそのままで、時間配分をもう少し長くしてほしい。
■ベーシックとアドバンスコースや観察研究編とRCT編のような目的別があっても良いと思いました。
当事業では来年度もブートキャンプの開催を予定しています。当サイトに開催案内を掲載いたします。ぜひご参加ください。

大阪開催の報告は以下をご覧ください。
https://www.aprin.or.jp/activity/1095.html