◆「令和6年度 第1回 JSTワークショップ 公正な研究活動の推進
―研究倫理教育映像教材「研究活動のグレーゾーン」の利活用を考える―」のご案内
オンラインで開催される科学技術振興機構(JST)主催のセミナー「令和6年度 第1回 JSTワークショップ 公正な研究活動の推進 ―研究倫理教育映像教材「研究活動のグレーゾーン」の利活用を考える―」についてご案内をいたします。
<内容紹介>
公正な研究活動を推進するため、どのような研究倫理教育を行うことが効果的でしょうか。
本ワークショップでは、2024年5月に公開した研究倫理教育映像教材「倫理の空白Ⅲ 研究活動のグレーゾーン」*を通じて、日常の研究生活に潜む「疑わしい研究行為(QRP: Questionable Research Practice)」への理解を深めます。QRPは、不正行為につながりかねないような問題を含むグレーゾーンの研究行為のことであり、そのきっかけとなる場面を通じて、研究室主宰者(PI)等が「責任ある研究」を実施するために意識すべきことを検討します。
本映像には、「人文・社会科学編」および「自然科学編」があります。それぞれの分野の研究倫理の特徴や課題も踏まえながら、各機関でのPI向け研究倫理研修会等の具体案やアイデアをグループワークで議論し、より効果的な研究倫理教育、公正な研究活動の推進に役立てていただくことを目的として開催します。
既に研究倫理教育を担われている方をはじめ、これから映像教材を活用してみたいと思われている方のご参加も歓迎します。皆様のご参加をお待ちしております。
*JST研究倫理教育映像教材「倫理の空白Ⅲ」研究活動のグレーゾーン
https://www.jst.go.jp/kousei_p/measuretutorial/mt_movie_gapinethics3.html
日 時:2024年7月17日(水)13:00~16:00(11:45~映像教材上映)
開催形態:オンライン開催(Zoom)
対 象:以下に該当する方
・大学・研究機関・研究室等で研究倫理教育・研修に関わる方(含むPI)
・グループワークに主体的に参加できる方
・事前に上記映像教材「倫理の空白Ⅲ 研究活動のグレーゾーン」(2種類※1)の視聴等をいただける方
※1:人文・社会科学編と自然科学編の2種類
※2:映像教材の視聴のほか、当日ワークに活用いただける事前資料をご用意しています。
詳細は後日ご案内いたします。
講 師 :早稲田大学 札野順 教授 / 広島大学 野内玲 准教授
定 員 :40名程度(参加費無料)
参加申込:https://www.jst.go.jp/kousei_p/eventreport/jst_ws.html
申込締切:2024年7月3日(水)※定員に達し次第、申込み受付を終了いたします。
※本ワークショップについてのお問い合わせは下記へお願いいたします。
科学技術振興機構(JST) 法務・コンプライアンス部 研究公正課
メール:rcr-event[at]jst.go.jp ([at]は@に変換してください)