セミナー・会議

◆広島大学高等教育研究開発センター 第51回研究員集会 『高等教育学の専門分野が推進すべき研究公正の取り組みの探索』(11月17日(金)開催)のご案内

APRINが後援するイベントについてご案内いたします。

 イベント名:広島大学高等教育研究開発センター 
       第51回研究員集会『高等教育学の専門分野が推進すべき研究公正の取り組みの探索』
 日  時:11月17日(金)13:00~17:10(受付12:30~)
 開催方法:ハイブリッド形式(対面+Zoom)
      対面参加は、広島大学学士会館2階 レセプションホール
      オンライン参加の方には、前日までに参加URLを送付されます。
 参加費:無料(情報交換会参加の場合:5,000円)

詳細は主催者のホームページをご確認ください。
https://rihe.hiroshima-u.ac.jp/2023/10/11-17-51-kenkyuinsyukai/

※本イベントについてのお問い合わせは上記主催者へお願いいたします。
 APRIN事務局では対応いたしかねますのでご了承ください。

 

◆第12回JSTワークショップ 公正な研究活動の推進
 ―映像教材を活用した研究倫理教育を体験し実践方法を考える―

オンラインで開催される科学技術振興機構(JST)主催のセミナー「第12回JSTワークショップ 公正な研究活動の推進―映像教材を活用した研究倫理教育を体験し実践方法を考える―」にて、APRINの札野理事が講師をいたします。

<内容紹介>
公正な研究活動を推進するため、どのような研究倫理教育を行うことが効果的でしょうか。
本ワークショップでは、研究倫理教育映像教材「倫理の空白Ⅱ」盗用編*をテーマとして、講師による映像教材を用いたモデル講義を実際に体験した後に、グループワークにて各機関での実施を想定した講義・研修を設計します。
 本映像教材には、「人文・社会科学編」および「自然科学編」があります。それぞれの分野の研究環境の特徴や課題も踏まえて、特定不正行為である「盗用」やオーサーシップなどに関連する諸問題について効果的な教育方法を検討します。
 これらを通じ、各機関における公正な研究活動の推進に役立てていただくことを目的としています。皆様のご参加をお待ちしております。
 

*JST研究倫理教育映像教材「倫理の空白Ⅱ」盗用編
 https://www.jst.go.jp/kousei_p/measuretutorial/mt_movie_gapinethics2.html

●日 時 :①2023年10月13日(金)13:00〜17:30 <人文・社会科学編>
      ②2023年10月19日(木)13:00〜17:30 <自然科学編>
       ※①②で扱う映像教材が異なります

●開催形態:オンライン開催(Zoom)

●対 象 :以下に該当する方
       ・大学・研究機関・研究室等で研究倫理教育・研修に関わる方
       ・グループワークに主体的に参加いただける方
       ・事前ワークを実施いただける方

●講 師 :早稲田大学 札野順 教授 / 東京工業大学 眞嶋俊造 教授 / 東北大学 山内保典 准教授

●定 員 :各回40名程度

●参 加 費 :無料

●参加申込・詳細:
 下記、JST研究公正ポータルサイトよりご確認ください。
 https://www.jst.go.jp/kousei_p/eventreport/jst_ws.html

 (締切:2023年9月14日(木) 定員に達し次第、申込み受付を終了いたします。)

※本ワークショップについてのお問い合わせは下記へお願いいたします。
科学技術振興機構(JST) 法務・コンプライアンス部 研究公正課
メール:rcr-event[at]jst.go.jp ([at]は@に変換してください)

◆JST研究倫理映像教材「倫理の空白Ⅱ 盗用編 人文・社会科学編/自然科学編」について

昨年度の「倫理の空白 理工学研究室編」に続き、研究倫理映像教材の第2弾として、新たに「倫理の空白Ⅱ 盗用編」が制作されました。この映像教材は、人文・社会科学系と自然科学系それぞれの研究室を舞台にした2本のドラマで、盗用に至る過程が描かれています。
いずれのストーリーにおいても、他人のアイデアや文章を踏まえて論文を書く際の研究倫理の重要性や、自身が執筆する文章を大切にすることへの認識を深めるシーンを含めており、このドラマを通して疑似的な体験をすることで、研究者としてのあるべき姿を考え、倫理的判断力や態度を養うことができます。昨年度の舞台は、理工学系の研究室のみでしたが、今回は人文・社会科学系の研究室も舞台となっており、より幅広く活用いただけます。

<活用方法>
これまでのeラーニングやテキストの知識習得型教材とは異なる、ドラマ形式の双方向型教材により、倫理的問題に直面した具体的な場面を想定しながら議論ができます。ドラマの視聴とディスカッションを組み合わせたワークショップやグループワークで活用することが最も効果的であり、大学での講義や研究機関での講習など、さまざまなシーンで使用いただけます。

<ストーリー>
【人文・社会科学編】
主人公の大学生 優子は、学部生時代のレポートを作成する際、「コピー&ペーストは効率的に文章を書くためのツール」と考えていました。優子は、修士課程、博士課程に進み、さらに研究活動を続け、准教授になります。研究の実績を積み、順風満帆と思われた優子ですが、論文執筆における引用や参照をする際に、倫理的問題を含む行為をしてきたことが、ついに盗用疑惑につながります。

【自然科学編】
ある大学の3人の研究者が主人公です。3人は、たんぱく質に関する論文で、高評価を得た論文の共著者でした。この共著論文に盗用の疑惑が発生し、大学の不正調査委員会が開催され、3人には告発に関する通知が届きます。それぞれの道を歩み始めた3人は、1つの共著論文の執筆過程における当事者間の研究倫理の認識に対する違いなど、執筆当時の行動を振り返ります。

<公開サイト>
https://www.jst.go.jp/kousei_p/measuretutorial/mt_movie_gapinethics2.html

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