教材利用

【重要】「CITI Japan」から「eAPRIN(イー・エイプリン)」への名称変更について

 当eラーニングは長らく「CITI Japan」という名称で親しまれてまいりましたが、米国CITI Program*1を運営しておりますBRANY社との連携契約の更新により、2018年9月末日を以て、この名称の使用を停止することとなりました。これに伴い、APRINでは2018年10月1日(月)より、eラーニングシステムの新たな名称を「APRIN eラーニングプログラム(eAPRIN)」(イー・エイプリン)*2に変更いたします。なお、現在ご利用いただいておりますeラーニングシステムや教材につきましては、名称変更に伴う内容の変更等はございません。

 BRANY社とは、教材の相互利用や情報交換、人的な交流において、これまで以上に連携を強化し、当eラーニングにおいても、引き続き、国際標準の教材を提供してまいります。

 

*1 米国CITI Programについて
 Collaborative Institutional Training Initiative (CITI)は、「いかに上質で効率のよい倫理学習の機会を臨床研究者に提供するか」をテーマとして、2000年4月、米国の10大学病院等からの篤志家により結成されました。現在は、政府機関・大学病院を含む、米国内の多くの施設で広く採用されています。APRINのご提供するeラーニングは、これまで、米国CITI Programとの共同開発により、日本国内における国際基準を満たした行動規範教育カリキュラムを構築してまいりました。

 

*2 APRIN eラーニングプログラム(eAPRIN)のロゴについて
 APRIN eラーニングプログラム(eAPRIN)のロゴは以下の通りです。

 eAPRIN Logo

 

eラーニング利用申込みから修了証発行までの流れ

 eラーニングを利用するためには、会員の申込みが必要となります。eラーニング利用申込みから修了証発行までの流れをご確認の上、教材利用のお申込み(会員申込み)よりお手続きをお願いいたします。教材の一覧や各単元の内容はこちらをご覧ください。

 

APRIN eラーニングプログラムとは

 本eラーニングプログラムの教材は、文部科学省「大学間連携共同教育推進事業」CITI Japan プロジェクト(代表校:信州大学、連携校:東京医科歯科大学、福島県立医科大学、北里大学、上智大学、沖縄科学技術大学院大学)およびNPO法人日米医学教育コンソーシアムにより、米国CITI Programの英語版教材を骨格として、日本の法律・指針その他に沿って作成されました。平成29年度より一般財団法人公正研究推進協会(APRIN)が引き継ぎ、教材の作成および改訂を行っています。

 日本語版の作成および査読等に参加した専門家の方々の氏名は、教材作成にご協力いただいた方々に掲載されています。

教材の特徴、教材作成のガバナンス

 今日、eラーニング教育が様々な場面で取り入れられている理由は1)教育内容の質の保証と均一性、および2)高い費用対効果が主なものですが、米国において教員の自発的な活動として始められ、今日では世界各国で利用されているCITI教材もそれに違わず、教員不足の中でこれらの条件を満たす現実的な選択として2000年に誕生しました。当時は、急速な科学研究の発展とともに生じた研究の方向性に関する懸念、そして分野の広がりと資金獲得競争の激化に伴う研究者の行動面への懸念が各国で深まり始めていた時期でした。

 わが国の教員数は米国の約1/4と推定され、研究分野での倫理教育という新しい領域では更に教員不足は否めません。わが国におけるこの領域の教育においては、eラーニング教育の一段と高い役割が期待されます。そうした中、貴重な人材を有効に活用して、質の高いeラーニング教材をいかにして作成するのか、という課題に取り組んで生まれたのがeAPRINの教材です。米国にはeラーニング教材利用の歴史があり、CITI等の教材には既に多くの専門家の知恵と、利用者からの意見が取り入れられていることから、eAPRINでは、「誰に、何を、どの程度、どのように」教えるかという教育技術を、まず、翻訳の形で取り入れます。次に、法律、指針、文化、歴史、思想をわが国に則したものとするため、わが国における各研究分野の専門家、および数少ない研究倫理の専門家の意見を投入します。その上で、欧米の研究者と共同研究・共著を行っていくために必要なグローバル性を担保するため、最後に、米国CITIによる査読を行った上、ネット上に掲載します。なお、放射性物質の取り扱いといったわが国特有な規制等がある領域については、わが国オリジナルな教材を作成しています。

 ちなみに、日米欧の政府指針および国際学術誌の著者向け要項を読み解くと、わが国の研究者が国際共同研究を行う場合、そして国際学術誌に投稿する場合、これらの指針や要項が求める研究者の倫理規範に精通していることの必要性に気付きます。海外の指針はわが国とは異なる法的拘束力を持つものもあります。CITIの教材が各国で利用されるに至った背景でもあるこういった点が、グローバルな視点を持つCITI教材が世界で広く利用される理由です。

 APRIN_governance