【10/1】AMED支援「国際誌プロジェクト」が主催した「統計ブートキャンプ@大阪」および「第1回運営委員会」に連携機関として参加しました。

市川理事が信州大学医学部特任教授として研究開発代表者を務めるAMED研究公正高度化モデル開発支援事業「医系国際誌が規範とする研究の信頼性にかかる倫理教育プログラム」(AMED支援「国際誌プロジェクト」)は、平成29年10月1日、大阪市立大学にて「統計ブートキャンプ@大阪」および「平成29年度第1回運営委員会」を開催しました。
APRINは、AMED支援「国際誌プロジェクト」で作成されたeラーニング教材のウェブ化と配信、利用者窓口対応などの利用啓発活動、事業終了後の教材管理を行うことなどから本事業の連携機関となっており、今回はその活動の一環として参加しました。
統計ブートキャンプ@大阪では、全国の大学・医療機関より100名の研究者等が参加し、ご自身のパソコンでデータ解析を実践しながら、国際⽔準で認められるエビデンス構築に必須となる統計解析の基本を学びました。参加者からは、「このような講習会が開催されることを鶴首していた」「EZRを操作することが出来るようにしていただき、大変ためになった。理論だけでなく作業を伴うハンズオンセミナーであるのがとても良かった」などの感想が寄せられ、大盛況のうちに終了しました。
平成29年度第1回運営委員会では、これまでの事業活動の報告や予算執行状況の報告が行われました。APRINからは、平成29年9月15日現在のeラーニングプログラム利用状況を報告し、283機関(医学部を持つ大学は70機関)、46万人が受講登録している実績は、教材配信の全国展開を行うための媒体として高く評価されました。
次回のブートキャンプは東京大学において12月頃の開催を予定しています。当サイトにも開催案内を掲載いたしますので、ぜひご参加ください。

4/18 地域科学KKJセミナー「大学評価における研究倫理教育と新展開」において、APRIN福嶋理事、野内主任研究員、戸谷コーディネーター、東北大学 羽田総長特別補佐(APRIN理事)が講演を行いました

平成29年4月18日10:00~16:40に、地域科学KKJセミナー「大学評価における研究倫理教育と新展開」が開催され、APRINより福嶋理事、野内主任研究員、戸谷コーディネーター、東北大学 羽田総長特別補佐(APRIN理事)が講演者として参加いたしました。

福嶋理事は「大学評価における研究倫理教育と新展開」と題し、研究倫理教育のあり方と、研究倫理教育責任者の役割、効果的に研究倫理教育を行っていくための方法について講演を行いました。
続いて野内主任研究員より「e-Learning 教材の開発状況と今後の拡充~医学系・理工系・人社系 89 単元の作成ガバナンス」と題した講演が行われ、APRIN教材の作成プロセスとその特色について紹介されました。
昼食後、戸谷コーディネーターより「次期 e-Learning システムのデザインとAPRINの事業展開~教材配信事業の仕組み/会員制と運営方式」と題し、APRINの会員制度と次期 e-Learningシステムに関する説明、および研究倫理担当の事務職員としてどのように現場対応をしていくべきかについての講演が行われました。
最後に東北大学 羽田総長特別補佐(APRIN理事)より「研究倫理の実質化に向けた課題と取り組み~人文・社会科学分野を中心に」と題し、研究不正の定義や研究現場に於ける課題について、具体的な例を交えながらの講演が行われました。

当日は全国の公・私立大学から研究倫理担当の教員や職員が参加し、熱心に耳を傾けていました。

1/27 大学間連携共同教育推進事業「研究者育成の為の行動規範教育の標準化と教育システムの全国展開」最終報告会/事業継承式典/第3回研究倫理教育責任者・関係者連絡会議が開催されました。

平成29年1月27日、信州大学を代表校とする大学間連携共同教育推進事業「研究者育成の為の行動規範教育の標準化と教育システムの全国展開」の最終報告会/事業継承式典/第3回研究倫理教育責任者・関係者連絡会議が開催されました。事業継承式典ではプロジェクト代表校の信州大学およびNPO法人日米医学教育コンソーシアムから一般財団法人公正研究推進協会への事業継承が発表され、事業移管に関する合意書の取り交わしも行われました。
 

本イベントにつきましては、研究公正ポータルにもレポート記事が掲載されております。

科学技術振興機構 研究公正ポータル
「~第3回研究倫理教育責任者・関係者連絡会議レポート~」
http://www.jst.go.jp/kousei_p/jst_contents_plan.html